GS YUASA Creating the Future of Energy

第11回 GSユアサ 小学生 ECO絵画コンクール テーマ 「わたし、ぼくが大好きな自然」応募期間 2017年10月1日(日)〜 2018年1月15日(月)

審査総評

最終審査員の声
倉内 信くらうち しん
株式会社 ジーエスユアサ バッテリー 取締役

この度は、当社の絵画コンクールに多くのご応募をいただき、誠にありがとうございました。

皆様が日々感じている思いが絵画を通して私たちに強く訴えかけ、心を動かされるような作品が数多くありました。
また同時に、これからの地球環境に対するわたしたち大人の責任の重さについても改めて考えさせられる機会を得ることが出来たと感謝しております。
これからも皆様の心を癒せる美しい自然を維持していけるように、地球環境に配慮した企業活動を実践しつつ、お子様方の感性を高められるようなコンクールを継続していきたいと考えております。
応募してくださった皆様、ありがとうございました。来年もまた沢山の素晴らしい作品に出会えます事を心待ちにしております。
福岡 明彦ふくおか あきひこ
株式会社 ジーエスユアサ バッテリー 取締役
第11回 GSユアサ 小学生 ECO絵画コンクールの最終審査が1月27日に開催されました。
今回2,300点を超えるたくさんの作品の応募をいただき、ありがとうございました。
どの作品も表現力、画力に秀でており、審査も大変難しいものとなりました。
第11回のテーマは、「みて!ぼくわたしのまわりのしぜん」です。
今回受賞された作品は、“自分の目で見、感じたこと”を絵にしており、その着眼点、発想力のすばらしさには、目を見張るものがありました。
受賞作品を通して“自然を改めて見直す”貴重な時間ができたことに感謝いたします。
各賞を受賞された皆様、おめでとうございます。
妻倉 一郎つまくら いちろう
ニッカー絵具株式会社 代表取締役社長
子供たち全員に感性があり立派に自分の思いや考えを絵に表現しておりました。
自分たちの時代とは大違いで、自由な発想と生活環境の良さ、集中力や作品に対する理解度等、更に描画ツールの豊富さや色使いのうまさなど半世紀以上前とは数段の違いです。
これからの時代を担う子供達に期待しています。
この絵画コンクールで素敵な作品を見せていただける事をうれしく思います。
屋嘉部 正人やかべ まさと
芸術による教育の会 取締役 ゼネラルマネージャー
とても描画力のレベルが高い作品ばかりでした。いつも見慣れた風景をあらためて見つめて描こうとする時、普段気づかないものが見えてきたり、絵を描きながら何かを発見したり、「みて!ぼくわたしのまわりのしぜん」のテーマどおり素晴らしい自然と出会った作者の感動が伝わってくる作品が多かったです。
勅使河原 純てしがわら じゅん
美術評論家、キュレーター、元世田谷美術館副館長
拝見した作品すべてがそれぞれに世界を持っていて、その子だけの観察眼というのが見られました。まずは観察。他の子は気にしないだろうというところを一番重要なことのように出してくる、その観察にユニークさ、凄さがありました。
もう一つは体験。人それぞれの生活から実際に行って見た、経験したということが伝わってきました。それは見ていないと描けない、知識で描いた絵とは違いました。
つい、絵としての上手さに惹かれてしまいますが、そういう作品の観点からすると今回は観察眼と体験かなと思います。
一次審査員の声
前沢 知子まえざわ ともこ
美術家(絵画、写真、現代美術)、美術教育研究家、Tomoko Maezawa Studio代表
作品一枚一枚から、それぞれの子どもの日常への眼差しが伝わってきました。
テーマ「みて!ぼくわたしのまわりのしぜん」を、その子なりの視点で掘り下げて考えている作品が多く、登下校にテーマについて思いめぐらせいたのかなと、温かな気持ちになりました。
完成した作品はもちろん、制作に向かった時間も、子どもたちにとってかけがえのないものであったと、作品が語っていました。
そのような「一人ひとりの時間とおもい」を表現として目にすることができるところに、美術の素晴らしさがあると思います。
AWAJIあわじ
絵本作家・イラストレーター
今回は応募数も多くレベルも高く、とても難しい審査でした。一作品ずつ、絵を通して感じられるその子自身に「はじめまして」と声を掛け、思いや発見や感動を絵に表現するまでの過程も感じ取りながら、絵に耳をすますような感覚で選ばせていただきました。自分の気持ちに素直に生き生きと描ききった作品、思いを表現する根気強さや丁寧さが伝わる作品など、それぞれの個性が光る作品と子どもたちに感動いたしました。
(敬称略)
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