ある日、新入社員のフクダ君がドライブに出かけようと、駐車場にやってきました。
すると、なにやら見たことの無い物が車のボンネットの上に置いてあるじゃないですか。
「なんだ〜?誰かのイタズラか?」と何気無〜く近づくと、一瞬「ビクッ」と動いた気がしました。
「あれ?動いた?まさかね〜」と思い塀の影に隠れてじーっと観察してみました。
すると・・・・「ゴソゴソ、ゴソゴソ」とケースの蓋を持ち上げて外を見回しているじゃないですか!
やっぱり動いてるよ、この変な物!
どうやらバッテリーに似た箱の中に何かが住んでいるようです。
「なんだ!?何者だ?」と駆け寄って手にとってみますが、じっと箱の中に隠れて出てきません。
どうやら、本人は完全にバッテリーに化けているつもりのようです・・・・
いやいや、だから、全然バッテリーに見えませんって!その箱からニョキっと飛び出しているのは明らかにあなたの耳ですって!しかもピクピク動いてるって!
でも、よく見たら結構かわいいので、自分の部屋に連れてきて様子をみることにしました。
部屋で一緒に暮らしてみると色々なことがわかってきました。
・電気が大好物らしい。誰もいない時にこっそりコンセントから充電しているようだ。おかげでフクダ君の電気代はうなぎ上り!
・びっくりするとバッテリーのフリをする。(でも全然似てない・・・)
・意外とおしゃべりで、流暢に日本語を話す。(でもなぜかイントネーションだけが関西風)
・機嫌が悪くなると、ケースの中でふてくされて出てこない。
・「自分のバッテリーのフリは完璧だ」と思っているらしく、人をびっくりさせようと車のボンネットの中に入ろうとしたけど、ボンネットが開かなかったので、ふてくされていた所をフクダ君に見つかったらしい。
・暑いのもイヤ、寒いのもイヤ。意外と贅沢。
・どこからやってきたのかは、本人もわからないらしい。
そして、一緒に暮らし始めて約1ヶ月後。
フクダ君はこの生き物がかわいくて仕方がないので、勤務先の会社に連れて行き、みんなに紹介したのです。
今現在もこの生き物はみんなにかわいがられながらフクダ君の机の上で遊んでいます。 |
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謎の生物「ぱわぷるん」の物語…。今後も続編公開予定ですので、お楽しみに!! |
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